【資金調達】ZAICO、日本政策金融公庫より2億円を調達。「受注・発注」を自動化する新プロダクト開発へ
- Zamio
- 5 日前
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クラウド在庫管理システムzaicoを開発・提供する株式会社ZAICO(本社:山形県米沢市、代表取締役:田村壽英)は、日本政策金融公庫(本社:東京都千代田区、総裁:田中一穂)より、新株予約権付融資(スタートアップ支援資金)として2億円の資金調達を実施したことをご報告いたします。
これにより、当社の累計資金調達額は6億円となりました。今後さらなる技術開発や人材採用に投資し、IoTやAIを活用した在庫管理・受発注業務の自動化を目指してまいります。
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■資金調達の概要
金融機関:日本政策金融公庫
融資制度:新株予約権付融資(スタートアップ支援資金)(※1)
融資総額:2億円
資金用途:在庫管理および受発注業務において、当社がコンセプトに掲げる「カンタンさは価値」を実現するための自動化ソリューションの開発・提供
(※1)日本の経済成長および社会課題の解決を先導することが見込まれるスタートアップ企業が、日本ベンチャーキャピタル協会会員や中小企業基盤整備機構等からの出資を受けているなど、一定条件を満たす場合に利用できる融資制度。
■資金調達の背景
当社は、累計18万社(※2)にご利用いただいているクラウド在庫管理システムzaicoを開発・提供しています。zaicoを導入することで「モノの数量の変化や、受発注の管理を効率化できた」という嬉しいお声をいただいておりますが、一方で、当社が目標とする最終ゴールは「在庫管理をする人」そのものを世の中からなくし、「モノの情報のインフラ」になることです。
そのために、在庫管理およびその周辺業務の“完全自動化”を目指し、AIやIoT技術を使ったソリューション開発に日々尽力しています。
(※2)2025年5月時点のzaico累計登録社実績より
■具体的な資金用途
今回調達した資金を投資し、下記①②のプロダクト開発に取り組んでまいります。
①IoT、AI技術を使った「在庫管理の自動化」を叶えるソリューションの開発
▼当社が提供する自動化ソリューションの一例
モノの重量で在庫数を自動管理するIoT重量計「ZAICON」
上記に加え、棚からモノを出し入れすると自動的に数を増減する「Z-SHELF」、スマホを空間にかざすだけで在庫数を可視化する「Z-AR」など、在庫管理を自動化する「Zシリーズ」の開発にも注力してまいります。
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②受注・発注業務を効率化する新たなプロダクト開発
在庫管理の隣接領域である「受注・発注」業務を自動化する新たなネットワークサービス「zaicoサプライチェーンマネジメント」(以下、ZSCM)の開発をさらに強化し、社会の効率化へとより深く取り組んでまいります。
●「ZSCM」とは
zaico上で「在庫管理」と「受注・発注」を一貫して行い、必要に応じて取引先の在庫状況等を共有し合うことで、モノの受発注が自動で行えるようになるネットワークのこと。
ZSCMを活用することで、事業所ごとのローカルな管理だけでなく、社会全体のモノのやりとりをより効率化することへと繋がります。
当社は現在、一部のお客様にご協力いただき、ZSCMの試験運用へ向けて開発に取り組んでおります。
●株式会社ZAICO
「モノの情報を集め、整え、提供することで、社会の効率を良くする」をミッションに、2016年よりクラウド在庫管理システムzaicoを開発・提供。「在庫管理をする人」が必要なくなる未来を目指し、お客様の声に愚直に向き合いながら、画像認識やIoTなど最新技術を用いて在庫管理の省人化・自動化に取り組んでいます。
また、創業時からメンバーは全員フルリモートワーク。日本全国と海外から参画し、さらなる事業成長を目指しています。2024年11月、3億円の資金調達を実施。
【会社概要】
設立:2016年10月18日
代表取締役:田村 壽英
事業概要:クラウド在庫管理システム「zaico」の開発および販売
本社所在地:山形県米沢市大字花沢331番地
【資金調達】ZAICO、日本政策金融公庫より2億円を調達。「受注・発注」を自動化する新プロダクト開発へ