Piece、シードラウンドでUTECを筆頭に273万ユーロの資金調達を実施
- Zamio
- 4月22日
- 読了時間: 2分
不動産投資FinTechのPiece(本社:ミラノ、代表者:曽原健太郎、Riccardo Momigliano、以下Piece )は、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:郷治 友孝、以下UTEC)をリードインベスターとしたシードラウンドにおいて、Novaterra、East Ventures、ガイアックス、KSK Angel Fundほかアジアと欧州のエンジェル投資家15名より、総額273万ユーロ(約4億4000万円)の資金調達を実施したことを発表します。
Pieceは、2023年5月に創業し、不動産の分割所有権を取引可能なオンラインプラットフォーム「Piece」の提供を、同年末に開始しました。主にヨーロッパの不動産投資物件を扱っており、Pieceを通じて簡単に少額投資を実施可能です。今秋には、不動産の分割所有権を取引可能にしたセキュリティトークンである「Piece Fractional Ownership」の販売を正式に開始します。各物件のOwnershipごとにISIN*を取得し、EU域内の包括的金融規制 MiFID2にも準拠します。従来のREITや不動産クラウドファンディングといった不動産の小口投資商品では実現できなかった機能を搭載し、不動産投資の新しい形を提案します。
欧州では、特に若年層を中心にオルタナティブ金融への関心が高まっており、不動産分野における投資機会への期待も顕著です。Pieceは、歴史ある魅力と良好な状態を兼ね備えたイタリアの物件から取り扱いを開始し、今後はスペイン、フランス、ドイツなど近隣諸国へとラインナップの拡大を計画しています。
Pieceのサービスは、小口ですでに収益化されている物件に投資ができ、全てのやりとりがデジタルで完結できる点も、先行ユーザーからは評価されています。今回の資金調達により、グローバル市場におけるサービスの本格展開に向けたプロダクトのアップデートおよびチームの体制強化を行ってまいります。
*International Securities Identification Number の略で、国際証券コード仕様ISO6166で定められている全世界共通の12桁の証券識別コードを指す。
Pieceについて
Pieceは、「Real Estate for Everyone」をビジョンとし、2023年5月に創業。不動産の分割所有権を取引可能なオンラインプラットフォーム「Piece」の提供を、同年末に開始しました。主に、イタリアをはじめとしたヨーロッパの不動産投資物件を扱っており、Pieceを通じて簡単に少額投資を実施可能です。2025年4月には、シードラウンドで273万ユーロ(約4億4000万円)の資金調達を実施しました。詳細は、https://getpiece.app/ をご覧ください。
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