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“自分らしく選べる医療“を目指すドクターズプライム、3.9億円を資金調達。3万人の医師データを活用し、LifeDoctor事業を展開






黒字経営から初の株式による資金調達を実施、2月に複数の採用イベントを実施


株式会社ドクターズプライム(東京都台東区、代表取締役:田真茂、以下「ドクターズプライム」)は、株式発行による初の資金調達(シリーズAラウンド)として、Dual Bridge Capital、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタルより、3.9億円の資金調達を完了したことをお知らせします。この資金調達により、銀行融資含む資金調達金額の累計は6.4億円となります。今後、医療の民主化を支援する一般向けユーザー向けサービス(LifeDoctor事業)を新たに展開していきます。


ドクターズプライムが目指す世界

ドクターズプライムは「自分らしく選べる医療をすべての人に」をミッションに、医師と患者の目線が揃うための「医師評価制度」とSelf Medicationを可能にする「医療の民主化」を推進しています。


2017年の創業以来、今までにない当直医の評価制度を導入し、救急車たらい回しを解決する医師紹介事業「Dr.’s Prime Work」、そして、医師の診療スキル向上のための動画コンテンツ配信事業「Dr.’s Prime Academia」を展開してきました。


救急車たらい回しをなくす Dr.’s Prime Work事業


救急車の受入れ拒否が発生する要因として、「医師が患者を救うことよりも論文での実績により評価される文化」の問題と「医師と患者の情報格差による医師都合の診療が行われやすい文化」があると考えています。

患者に寄り添った医療が行われるために、これまでなかった診療をベースとした評価制度の導入アプローチをし、まずはインセンティブの財源が確保できる(救急車の受け入れ数に応じて病院の売上が増加)救急領域からアプローチを開始しました。

ドクターズプライムでは、単なる医師の人材紹介に留まらず、病院と連携した医師の評価データ蓄積により、救急車の受入に積極的な医師の給与を高くするインセンティブ設計を導入し、救急車受け入れ数増加による病院売上の向上に寄与しています。

さらに、病院近くの救急隊とも連携し、ドクターズプライム紹介医師の勤務日程を共有することで、受入拒否につながる不要な搬送要請を減らし、救急搬送時間を短縮し患者が早急に医療を受けられることを支援します。このように患者、救急隊、病院、医師にとって4方良しの仕組みを提供し、救急医療エコシステムの構築に寄与しています。

その結果、ドクターズプライムが紹介した医師による救急受入人数は年間67,000人を超え、累計160,000人の救急患者を救うことに貢献しています。

さらにこれまでの受入数増加のノウハウ蓄積により、受け入れ体制コンサルティングを病院に実施することで、ドクターズプライム以外の医師の受入数も改善させる取り組みも実施し、病院全体での受入率・受入数増加に寄与しています。


資金調達の背景・目的

ドクターズプライムではこれまでエクイティ調達なしで会社運営を行なっており、Work事業のキャッシュを他事業に投資していくというサイクルで実施しておりました。現在ドクターズプライムでは60人(うち正社員34人)で事業フェーズの異なる病院向け・医師向け・患者向け3つの事業を展開しています。 足元は黒字経営で事業を推進していますが、医師向け動画コンテンツ配信事業の「Dr.’s Prime Academia」、そして初のtoC向けサービス、3万人の医師データを活用して、人生に寄り添う医師を紹介する「LifeDoctor」への事業投資を加速するべく、初の株式による資金調達を実施しました。

今後の展望として、Dr.’s Prime WorkおよびDr.'s Prime Academiaで構築した医師評価データの活用を加速し、医師スコアを見える化する機能をリリースしていきます(患者に向き合った医師の行動変容をより促進するため、まずは医師本人に開示する機能を2025年2月にリリースし、toC向けにも拡大予定)。

さらに、2025年5月には、信頼できる回答がすぐに来るセカンドピニオンサービス「LifeDoctor」をリリースし、これまでの医師評価の仕組みを強みとしつつ、自分らしく選べる医療をすべての人に提供するための「医療の民主化」に向けた最初の事業を展開予定です。

 

“自分らしく選べる医療“を目指すドクターズプライム、3.9億円を資金調達。3万人の医師データを活用し、LifeDoctor事業を展開

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